2020.5.28 AIを活用して適時・的確な避難の促進を目指します~実証実験を行うモデル自治体が決定しました~

    自治体の避難勧告等の発令を支援するAIモデルを構築するため、実証実験にご協力いただけるモデル自治体を選定しました。

    3月19日に発表しました実証実験を行うモデル自治体の募集(※)につきまして、地形・地勢特性、災害種別、災害想定規模等を総合的に評価し、応募のあった10自治体の中から4自治体を選定しました。

    今後は、(実証実験実施中の)3つの先行モデル自治体を加えた全国7つのモデル自治体において、プロトタイプの現地適用研究を進め、「犠牲者ゼロ」の社会づくりを目指します。

    1.今回新たに選定したモデル自治体(4自治体)

     ① 千葉県 香取市
     ② 京都府 舞鶴市
     ③ 兵庫県 加古川市
     ④ 岡山県 高梁市
     ※実施中のモデル自治体:(平成31年度より)茨城県常総市、福岡県朝倉郡東峰村
    (令和 2年度より)東京都足立区

    2.新たなモデル自治体における令和2年度実証実験概要

    (1)内容:システムの社会実装に向けて、AIモデルのプロトタイプを現地適用研究し、
    システムのさらなる改良、高度化につなげます。
    (2)開始時期(予定):令和2年度 台風期より
    (3)今後のスケジュール:
       令和2(2020)年度 実証実験【フェーズ1】プロトタイプの現地適用研究
       令和3(2021)年度     【フェーズ2】システムの改良・高度化
       令和4(2022)年度     【フェーズ3】社会実装に向けた適用・検証
       令和5(2023)年度 自治体へのシステム導入(社会実装)

    (※)「AIを活用して適時・的確な避難の促進を目指します ~実証実験を行うモデル自治体を新たに募集~」

    ※SIP市町村災害対応統合システム開発グループ:
     九州大学、(一財)河川情報センター、KDDI(株)、応用地質(株)、
     防災科学技術研究所、千葉大学、兵庫県立大学

    3.問い合わせ先

    「国家レジリエンス(防災・減災)の強化」
    テーマⅦ.「市町村災害対応統合システム開発」事務局
      一般財団法人 河川情報センター
       担当:岩下、出口、中川、富田
      〒102-8474
      東京都千代田区麹町 1-3(ニッセイ半蔵門ビル)
      ℡  : 03-3239-8447
      Email:sip_resilience7 @river.or.jp

    【関連資料】
     (報道発表資料)AIを活用して適時・的確な避難の促進を目指します~実証実験を行うモデル自治体が決定しました~
     (国土交通省同時発表)4自治体で避難支援システムの開発が始まります~SIP 市町村災害対応統合システム開発グループにおいて選定結果発表~